計算方法と根拠
年間投資枠と非課税保有限度額
つみたて投資枠は年間 120 万円、成長投資枠は年間 240 万円で、併用すると年間 360 万円まで投資できます。生涯の非課税保有限度額(総枠)は 1,800 万円で、そのうち成長投資枠は 1,200 万円までです(金融庁)。
簿価残高方式
非課税保有限度額は、買ったときの金額(簿価)で数えます。商品を売却すると、その簿価の分だけ翌年以降に枠が復活して再利用できます(金融庁)。年間投資枠は毎年リセットされ、売却しても同じ年の投資枠は戻りません。
このサイトの数え方
成長投資枠・つみたて投資枠の簿価残高(今年の購入分を含む)から総枠の残りを求め、今年の購入額から今年あと投資できる額を求めます。表では、毎月の積立額と毎年の成長投資枠の購入額が年間投資枠と総枠の範囲に収まるように、1 年ずつ数えています。
使っている式
| 名前 | やっていること | 式 |
|---|---|---|
| 非課税保有限度額の残り | 総枠 1,800 万円から、成長投資枠とつみたて投資枠の簿価残高の合計を引いた額です。 | totalLeft = max(total - gHold - tHold, 0) |
| 成長投資枠で使える生涯の残り | 成長投資枠の上限 1,200 万円から簿価残高を引いた額と、総枠の残りのうち小さいほうです。 | gLeft = max(min(gLife - gHold, totalLeft), 0) |
| 今年あと成長投資枠で投資できる額 | 年間投資枠 240 万円から今年の購入額を引いた額と、成長投資枠の残りのうち小さいほうです。 | gYearLeft = max(min(gYr - gYear, gLeft), 0) |
| 今年あとつみたて投資枠で投資できる額 | 年間投資枠 120 万円から今年の購入額を引いた額と、総枠の残りのうち小さいほうです。 | tYearLeft = max(min(tYr - tYear, totalLeft), 0) |
| 今年あと投資できる額(結果) | 成長投資枠とつみたて投資枠の今年の残りの合計です。総枠の残りを超えることはありません。 | min(gYearLeft + tYearLeft, totalLeft) |
| 総枠の残り(結果) | 総枠 1,800 万円のうち、まだ使える額です。 | totalLeft |
| 成長投資枠の生涯の残り(結果) | 成長投資枠は総枠のうち最大 1,200 万円までです。 | gLeft |
| 総枠の使用割合(結果) | 簿価残高の合計を総枠で割った割合です。 | min((gHold + tHold) / total * 100, 100) |
期ごとの繰り返し計算
来年からの積立で簿価がふえていく様子
来年から数えて 1 年ごとに、成長投資枠とつみたて投資枠の購入額を年間投資枠と総枠の範囲で数えた表です。売却や運用での増減は入れていません。
- 最初の gb =
gHold - 最初の tb =
tHold - 成長投資枠の購入額 =
max(0, min(gPlan, gYr, gLife - gb, total - gb - tb)) - つみたて投資枠の購入額 =
max(0, min(monthly * 12, tYr, total - gb - tb - gBuy)) - 成長投資枠の簿価残高 =
gb + gBuy - つみたて投資枠の簿価残高 =
tb + tBuy - 総枠の残り =
total - gEnd - tEnd - 次の期に渡す gb =
gEnd - 次の期に渡す tb =
tEnd
期の数 = years。
式の記法: + - * / ^(べき乗)、かっこ、min / max / round / ceil / floor / pow / abs / sqrt、if(条件, 真のとき, 偽のとき)。round(x, 桁) は四捨五入、ceil は切り上げ、floor は切り捨てです。
設定値(定数)と出典
| 項目 | 値 | 出典 | 時点 | 見直しの周期 |
|---|---|---|---|---|
| 非課税保有限度額(総枠) | 18,000,000円 | 金融庁「新しいNISA」(つみたて投資枠 年間120万円・成長投資枠 年間240万円・非課税保有限度額 1,800万円・うち成長投資枠 1,200万円・売却した簿価の分の枠の再利用) | 2026年10月27日 | 税制改正のたびに確認(毎年 4 月に確認)(次回見直し 2027年4月1日) |
| 非課税保有限度額のうち成長投資枠で使える上限 | 12,000,000円 | 金融庁「新しいNISA」(つみたて投資枠 年間120万円・成長投資枠 年間240万円・非課税保有限度額 1,800万円・うち成長投資枠 1,200万円・売却した簿価の分の枠の再利用) | 2026年10月27日 | 税制改正のたびに確認(毎年 4 月に確認)(次回見直し 2027年4月1日) |
| 成長投資枠の年間投資枠 | 2,400,000円 | 金融庁「新しいNISA」(つみたて投資枠 年間120万円・成長投資枠 年間240万円・非課税保有限度額 1,800万円・うち成長投資枠 1,200万円・売却した簿価の分の枠の再利用) | 2026年10月27日 | 税制改正のたびに確認(毎年 4 月に確認)(次回見直し 2027年4月1日) |
| つみたて投資枠の年間投資枠 | 1,200,000円 | 金融庁「新しいNISA」(つみたて投資枠 年間120万円・成長投資枠 年間240万円・非課税保有限度額 1,800万円・うち成長投資枠 1,200万円・売却した簿価の分の枠の再利用) | 2026年10月27日 | 税制改正のたびに確認(毎年 4 月に確認)(次回見直し 2027年4月1日) |
入力できる範囲
| 項目 | 範囲 | 初期値 |
|---|---|---|
| 成長投資枠の簿価残高(今年の購入分を含む) | 0〜12,000,000円 | 0円 |
| つみたて投資枠の簿価残高(今年の購入分を含む) | 0〜18,000,000円 | 0円 |
| 今年すでに成長投資枠で買った額 | 0〜2,400,000円 | 0円 |
| 今年すでにつみたて投資枠で買った額 | 0〜1,200,000円 | 0円 |
| 来年から毎月つみたて投資枠で積み立てる額 | 0〜300,000円 | 30,000円 |
| 来年から毎年成長投資枠で買う額 | 0〜2,400,000円 | 0円 |
| 推移を見る年数 | 1〜40年 | 20年 |
結果は、同じ条件なら本サイトのどのページでも同じ数字になります(ページの数字も、計算ツールも同じ計算の仕組みで出しています)。
ご利用にあたって
- 金融庁が公表する枠の仕組みにもとづく計算です。投資をすすめるものではなく、運用益や元本の増減は入れていません。
- 実際の枠の残りは、NISA 口座を開いている金融機関の画面や、年間取引報告書で確認してください。旧NISA(2023年までの制度)の分は別に管理されます。
- NISA を利用できる年齢や口座開設の条件、投資できる商品の条件は含めていません。
- 売却した分の枠が復活するのは翌年以降です。同じ年のうちに戻るわけではありません。